みなさんこんにちは、昨日長野県で有名な花見名所である光城山に登りました。ちょうど桜が満開となっていて多くの人が訪れており、私もその美しさに心が癒されました。本日は桜鑑賞による精神への影響を調べたので記載します。
桜鑑賞による精神への効果
1.リラクセーション
2.快感・幸福感の増加
3.感情の浄化
4.思い出、共感の喚起
5.季節感の再認識
1.リラクセーション効果
桜のやわらかい色合い(特に淡いピンク)は、人の神経を穏やかにする効果があるとされています。
- ピンク色は「温かみ」や「優しさ」を感じさせる色で、副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせます。
- 桜の並木道などの自然風景は、視覚的な「ソフト・ファスシネーション」(柔らかく心をひきつける刺激)となり、脳をリフレッシュします。
また、桜の下でゆっくりと景色を眺めると、人は自然と呼吸が深くゆっくりになります。これは心拍数や血圧を整え、ストレスを軽減させる自律神経の調整効果をもたらします。
- 特に「静かな環境」「優しい風」「花の香り」などと組み合わさると、その効果はさらに高まります。
2.快感・幸福感の増加
桜の美しさを見て「感動する」「綺麗だと感じる」瞬間、脳内ではドーパミンが分泌され、報酬系(脳の快感・モチベーションを司る領域)が活性化します。
- これは小さな幸福感や「生きていてよかった」という感情につながることもあります。
3.感情の浄化
桜の花は美しく咲いても、一瞬で散ってしまう儚さがあります。この「無常観」は、人生の儚さ・美しさと重なり、内省や感情の整理を促します。
- 心理学ではこうした体験が「カタルシス(感情の浄化)」につながるとされており、悲しみや不安を手放すきっかけになることがあります。
4.思い出、共感の喚起
桜は日本文化に深く根付いており、「卒業」「始まり」「別れ」「出会い」などの象徴でもあります。桜を見ることで、過去の思い出や人とのつながりが自然に思い出されることがあります。
- これは「安心感」「帰属意識」「共感的なつながり」を呼び起こし、孤独感の緩和やメンタルの安定に寄与します。
5.季節感の再認識
季節の移り変わりを感じること(季節性のリズム)は、セロトニン分泌のリズムを整える作用があり、季節性うつ(SAD)などの予防にもなります。
- 桜は春という新たな始まりの象徴でもあり、前向きな気分や希望を与える効果があります。
まとめ
花見の精神に及ぼす5つの影響について記載しました。年度の切り替え時期でストレスが多いこの時期に、花見は精神安定を図る非常に良い機会となります。まだ山間地では花見をすることが可能ですので、是非訪れてみてはいかがでしょうか?
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