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慢性腰痛のセルフコントロールその2 ストレッチ編

タイトル画像 体のコンディショニング
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みなさんこんにちは、”慢性腰痛のコントロール”シリーズはその1身体チェック、その2ストレッチ、その3体幹トレーニング、その4生活での体の使い方 の4つのお話で構成しています。今回は慢性腰痛のコントロールストレッチ編となります。

前回のその1で自分の身体状況をチェックしていただけましたでしょうか? まだチェックしていない方で時間に余裕がある方は、その1をご覧になってからこの運動に取り組んでいただけると嬉しいです。

脊柱のS字カーブを取り戻そう

脊柱がS字カーブを描いている事は、立位姿勢で重力を垂直に受けながら生活する人間が長年の間に作ってきた体を守る構造です。このS字カーブはより重い頭部や上部体幹を支えたり、足からの衝撃も吸収としてするクッションとして非常に大切な曲線です。逆にこのS字カーブが崩れることにより身体に様々なストレスが生じて痛みとして出現します。

以下のストレッチはS字カーブを取り戻すために効果的なものをあげました。

時間と回数は、それぞれ30秒ストレッチ2セット行いましょう。但し、その1で確認したときに動きにくい側があった場合は、そちらのストレッチは3セットと増やして行いましょう。

①DogーEx&CatーEx

DogEx

DogーExと言われているものです。

四つ這いになり。黄色矢印の様に肩甲骨を寄せながら胸部を床面に近づけてください(赤矢印)。見た目が犬の背中に似ているのでDogーExと呼んでいます。

30秒キープ

さらに体を脚の方向へ下げていきましょう。この時首をそらして前方を見ると頸椎の弯曲も作れます

30秒キープ

上記2種類を2セット行います。

Cat-Ex

左はCATーExと言われるものです。先ほどと逆で四つ這いの状態から背中(特に胸部)をなるべく天井方向へ挙げていきます。この時、両側の肩甲骨は外に離れていきます。

30秒キープ

そのまま体を脚の方向へ下げつつ背中は黄色矢印の方向へ丸めるイメージでさらにストレッチします。

30秒キープ

上記2種類を2セット行います。

②股関節周囲のストレッチその1

片膝を立ててもう片方の足は後ろに伸ばします。

体を沈めていき曲げた足のお尻(黄色の部分)を伸ばします。同時に反対の股関節前面(赤色の点線部分)を伸ばします。これによって反り腰の原因を除去します。

30秒キープします

次に下の写真の様に、さらに後ろの足を手で持って膝の前面をストレッチしましょう。この時に体が斜めにならないようしっかり前を向きます。

30秒キープ

左右共に上記2種類を2セット行います

③股関節のストレッチ2(ハムストリングスのストレッチ)

片足を前に出します。もう片方の足は膝を曲げておきます。なるべく骨盤を前に倒すように意識しながら前屈をしましょう。

30秒キープ

次にそのままお尻を少し持ち上げて、足を内側に倒し、内側の筋肉を伸ばします。

30秒キープ

上記2種類を左右とも2セット行います

脊柱の側屈と回旋

①脊柱の脇を伸ばします

脇のストレッチ

横向きになり、片手を着きましょう。足は上側の足を下側の膝前に付いて立てます。

写真の様に下側の体幹を下方向に下げてストレッチ(赤線)

30秒キープ

左右ともに2セット行います

②脊柱のねじれを出すストレッチ

体幹捻りストレッチ

体を合を向けにして膝を立てます

次に両膝を左にたおします。両肩は背中を付けたままで首は右を向きましょう

30秒キープ

次に両膝を右に倒します。両肩は背中をつけたままで首は左を向きましょう

30秒キープ

左右共に2セット行います。

この運動は頸椎・胸椎・腰痛すべての回旋運動を一度に行え効果的です。

腰椎の前弯と後弯の動きを出す

①腰椎前弯運動

この運動は腰椎の前弯が少ない人におすすめです。仰向けに寝た際に腰部に手のひらが入らない人は行いましょう。

ベッドから両足とお尻を出します。お尻を下に下げながら腰の前弯を出していきます。

30秒キープ

②腰椎後弯運動

この運動は反り腰が強い方におすすめです。

仰向けになり両手で両膝を抱え込みます。両膝を胸に近づけていき、腰椎からお尻の裏が伸びているのを感じてください。

30秒キープします

以上でストレッチ編を終了します。

次回は体幹トレーニング編です。次回記事までお待ちください。

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